4/29/2011

なまりのあるフランス語

日本人にも地域によって特異ななまりがあるように、
フランスにもなまりがある。

上の階の隣人の騒音で悩み続け7カ月、何度か話しても
少しも埒があかないので、早々に引っ越すことに。
そして朝から不動産の人と落ち合うと、
出ました。
北西部なまりのフランス語。



4/28/2011

晴れのち雷雨

ここPAUというフランス南西部の町は、
ピレネー山脈の近郊にあたり、
フランスで一番といっていいほど
雨が降るのだそう。
山の天気は変わりやすい、ってやつだろうか。
初夏のように晴れてる、と思って油断していると、
強い夕立が駆け寄ってくる。
次第に厚い雲がもくもくと空をおおって、光を遮り出す。

4/26/2011

うさぎのチョコでお祭り

 la fête chrétienne de Pâques
と呼ばれるキリストの復活を記念するお祭り。
春分後、最初の満月の日の次の日曜がこの日にあたるそう。
フランスでは24日。
子供たちは、親たちがかくれんぼさせた
うさぎの形やタマゴ型のチョコレートを、
お庭や家の中で探したりするのだそう。

このLapain d'or(金のうさぎ)のCMが盛んに流れていて、
どこのスーパーに行っても山盛り。
ついに我が家も娘、のためでなく私のために買うことに。

4/23/2011

聖地ルルドで日本震災チャリティコンサート

世界中から祈る人が集まり、
さらに観光のメッカであるルルド
(ポーから電車で35分、車で40分程)。
 日本震災のためのチャリティコンサートが
ルルドの街中の教会Paroissialeで
4月29日金曜日20時半から開催されます。
フランスのクラシックジャズのミュージシャン達が
日本の為に演奏してくれることに。


4/21/2011

いつか見た空に

右隣の席には、いつも人を笑わせようとする
気配が漂った。
消しゴムを借りて「ありがとう」と言うと、
「どう板前さん、トントントン、一丁あがり」
と言って私を笑わせる。
もう一度やって、と言うともう一度やってくれる。
彼は、そんな人だった。
私たちの高校では、外苑祭というものがあって、
毎年全学年がミュージカルの出し物をやる。
夏休みから秋口にかけて明治公園に集まって、
その練習に励む。青春真っただ中な高校だった。


赤ちゃんのビオデルマ2

前回のAtoシリーズとは違って、
赤ちゃん用の通常ビオデルマ。
左は、おしり、顔、目、手を拭き取れる
香りのよいもの。
右のクリームはカサカサ肌の顔用。
Atoシリーズとは違って、
ビオデルマの香りの良さがプンプン。
bébéに塗ると、お肌が潤って
美人さんになった気がする。

4/19/2011

フランスのベビ—服3

petit bateaux(プチ・バトー)の
ひらひら帽子、やわらかコットンの
ピンクのワンピとブルマ。
なぜピンクとか女の子っぽいもの
ばかりを買うのか。
それは、「男の子?女の子?」と
必ず聞かれるのが
だんだんいやになってきたから。。

4/18/2011

子供がひらひら群がる公園

フランスの幼稚園は、バカンスばかり。
よく、「これからバカンスだから忙しくなる」
というママンばかり。
あれ、つい先月もそんなこと言ってなかった?
という程、1カ月半に一度の割合でバカンス。
そんな中、公園Parc Boumentには、
子供がひらひらと蝶のように群がる。

彼のパパの料理3

彼のパパがbébéに会いにきて、
いつものようにわたしたちに料理をふるまってくれる。
パパケータリング。
entréeに春の旬の味アスパラとカリカリベーコンの
タマゴのせパルメザネ。
煮詰めたトロトロのバルサミコで。

4/15/2011

pauの人気のお菓子屋さん

お菓子の名店「Les coucougnettes du vert galant」。
職人によるジャムと菓子屋さん。
Pau出身の Francis Miottとういう人は、
この一風変わったネーミングのお菓子で
大もうけしたそう。 

フランス語で性器を表すこの奇妙なネーミング。
その際、同じくPau出身のアンリ4世の性器を
思ったのだそう。
54 人の愛人と24人の子供を持った王。
 この名前にみんな興味をひかれて、
一度は食べてみたくなるのかな。
ついに今日、そのお菓子を買って食べてみる。
かじると三層構造になっていて、
アーモンドチョコレートがフランボワーズで
包まれていて香味が良い。

フランスTOYOTA

ニュースでフランスTOYOTAの労働者が、
マニフェストを結成していた。
「TOYOTAは今期お金を稼いでいるのに、
賃金を上げない〜」
と、怒っている。

ちょっとこの温度差の違いにびっくりし、
そうだそうだ、と言わんばかりに
ポテトグラタンを喰っている旦那にたてつく。
この震災下で生産が落ちてるのに、
賃金をあげる神などいるわけないと。
すると、マニフェスト慣れしたフランス人の旦那は、
余計たてついてくる。
お金を稼いでるんだから、当然だろうと。
ここで私は頭にくる。
全然、分かってないな。こいつ、と。
そして、せっかく作ったポテトグラタンが気持ち悪くて
食べれなくなった。

4/14/2011

悲しみとイマジネーション

祖母は何もない人だった。
70を過ぎたあたりから、買物も行かなくなったし、
友達にもほとんど会わなくなったし、
家族の人以外とは外にも行かなくなった。
祖母は難しい受験も、就職も経験しなかったし、
時事ネタなんか話したこともない。
いつもまあるい背中をこちらに向けて
テレビに向ってコタツに座っていた。
でも、何でだろう。
私は祖母が大好きで、そのポジションは別格なのだ。
のんびりしてて、ニコニコ笑っていて、かわいくて、
いつだって家族の中で泣いている人の味方をする。
それが祖母だった。

私は今日悲しみが満タンだ。
だから祖母がなぐさめてくれる声を、
無償に聞きたい。

石巻の医師が伝えたことを掲載するあるジャーナリストの記事。
「僕の見ているところでは、ウンチを紙で丸めて捨てている人がいる、
なのに近くの温泉旅館では普通に宴会をしていてるんです。」

4/13/2011

プロパガンダぶらない日本で

うちの旦那は歴史の勉強をしている。
その友人の歴史の教師(とってもいい人)は、
戦争アイテムやフィルムのオタクだ。
彼の家にいくと、日本の戦闘機のこの名前は
何を意味する、とか、日本戦闘飛行機のゼロがかっこいい
とか、聞いたことのない話しを耳にすることになる。
彼の情報により、うちの旦那は
france television 2チャンネル(普通にチャンネル2の意味)
で放送した「APOCALYPSE(大惨事) 」
という、世界大戦の実フィルムを借りてくる。
見よう見ようと言うので、一緒に見るが、
DVD 3枚組で、思わず目を伏せるような
濃く酷い内容。

4/11/2011

ブルカ禁止令、施行へ

今日はイスラム教徒女性の象徴である
目以外の顔全体を覆うブルカが
フランス全土で禁止される日。
人種が入り混じるここフランスで
目にする度に、
「暑そうだなぁ。我慢強いなぁ。」
などと思っていたが、
もうその光景が見られないのかと思うと
少し寂しい気がする。
そして、今日に限って気温が昨日までの半分以下に
ぐんと下がった。
ブルカにはもってこいの気候。

4/10/2011

快晴散歩の虹

4月に入ってほとんど毎日30℃。
思わずぼーっとしてしまう。

離乳食をついに、買う。

離乳食は手づくりに限る。
と、勇んでいたが、ミキサーだけで済まず、
その後に茶こしとスプーンでぐりぐりと
すりつぶさなければならないもの。
インゲン、ほうれん草などの緑の野菜。
これはストレスの原因になるので、
いさぎよくBIOの瓶詰めを買うことに。
 

4/08/2011

まんが祭で震災募金ブース-BD-

バンデシネ(BD;まんがのこと)のフェットに集まる
フランス人はたくさん。
日本のまんが人気もさることながら、
現地のバンデシネも人気。

4/07/2011

おすすめモーレ オ ショコラ

petit déjunerに食べているのがこの
モーレ オ ショコラ(チョコパンという意味)。
中がしっとりかつふっくらしていて
お気に入り。

4/06/2011

結婚記念日の花2

今月の結婚記念日のお花はバラ。
今回はすっかり忘れはてていたので、嬉しかった。
ご近所のフロリストのラッピング、
私は結構好き。
グレーのギンガムチェックのペーパーと、
オフホワイトのリボン。
 フランスのフロリストのラッピングは、
さりげなくおしゃれ。
なんでだろう?
日本人よりもずっと、性格ががさつなのに。

キッシュ アディクト

ここのところ、何かとキッシュ。
嫌気が出るほどキッシュばかり
作っていた。
すると、とっても上達した。
例えば彼の友達がアペリティフに
来るというとき。
育児で十分疲れているので、
キッシュを作っておくと
適度に腹を満たしてくれる。


4/04/2011

おいしいクレープ屋さん

ここのクレープ屋さんの生地は、
一瞥して分かるように、
ふっくら、ふわふわしている。
以前8歳だった甥っ子が、
「ここのラーメン屋さんの焼豚は
ふわふわしてて美味しいんだよ」
と言ったことがある。
本当にふわふわしていて美味しかった。
そう、「ふわふわ」したものには、
美味しい秘密が隠れているのだ。

4/01/2011

4月1日、30度の春

濃い青い空、今日は30度。
朝いつもより早起きし、
滞在許可書の受け取り、免許の書き換え、
カルト・グリーズの申請で
プリフェクチュール(県庁)へ。
日射しは強いといっても11時になるまでは
ひんやり。ジャケットは必要。
暑がりの旦那は、bébéにまで半袖を強要するので、
朝から服選びで攻防戦。