7/04/2011

ガストロ療養中の水分補給に

ガストロと日本語で調べても、ウィキペディアでは
ウィルス性胃腸炎としか出てこない。
人に聞いても、肝心の医者やフランス人に聞いても、
説明は各々でシンプル。いまいちピンとこない。
何を食べたらいいのか、何がいけないのか、
いい忠告がない。

フランス語の長々としたウィキの説明によると、
ガストロとひとことでいっても、
そのウィルスのタイプは違うそう。
ロタウィルスのことだったり、O157のこともあるそう。
原因となる食べ物は、
生牡蠣、生牛肉、緑野菜、シャンピニオン、
水、フルーツなど菌感染しているものなら色々。


http://www.passeportsante.net/fr/Maux/Problemes/Fiche.aspx?doc=gastroenterite_pm



今回私が疑っているのがそうめんに入れたネギ。
フランスのネギは砂利がついていることが
多いのだけど、9日前、38℃の暑い日に、
砂利をまな板の上でよけて調理してしまった
瞬間がいつまでたっても悔やまれる。
絶対、あのネギについたままだった。。

私の場合、ガストロですね。
と言われてから5日、計8日、病状が
一向に良くならない。
ほんとは違うんじゃないの?と周囲の誰もが疑っていて、
今日ラボに検査結果を聞きにいったところ、
バクテリアが発見されたが、それを特定するために
もう一日必要、と言われる。
ゲゲッ。そんなに知られてないバクテリアなの?
毎晩襲う腹痛とトイレの往復。
この悪夢が今日も繰り返されるのかと思うと
不満で不安でたまらない。

こんなに胃腸炎をわずらうのは人生初めてのことなので、
自分の身体がどうなっていくのかもさっぱり分からない。


ガストロの時、水分補給すること以外対処法はなく、
(下痢止めも腹痛止めも気持ち程度)
水を飲んでも飲んでもお腹が痛くなるし、
仕舞いにはトイレで出て行ってしまう
ため、疲れ果ててしまって嫌気がさす。
そして、もう、いいや、なんてフラフラになって
束の間の睡眠につくことしばしば。
救急で点滴してもらうと、大分気分が良くなったのは、
イドラテ(水分補給)がきちんとされたからのよう。
8日も続くと、さすがに水分があるのかないのか、
感覚がくるってくる。
それを知るサインはこう:
/肌や唇がカサカサ/体重減/筋肉痙攣/めまい/
イライラ/尿意減る
など。

今日は違った水分補給を、ウィキから調べて早速実践。
私は7日間お米を何杯かしか食べれなかったため、
ビタミン不足を補うためにもこの方法。
BIOオレンジ360mlを搾り、600mlの沸騰湯を冷ましたものと
混ぜ、小さじ0.5の塩を入れる。
のだそう。
実践してみると、なんかすっぱくて、血管に水が行き渡る
感じがする。

それと、ペットボトル1リットルに対し、
小さじ6の砂糖+小さじ1の塩を入れるのだそう。
食べるものがないのだから、身体に必要な
塩分糖分をこうして補給するのだ。
スポーツドリンクはNG。

また、フランス版ウィキペディアによると、
ひどい下しの時に禁止されている食べ物は、
柑橘類、肉、乳製品、砂糖菓子、小麦を含むもの(パスタ、パン、ピザ)、
ファイバー製品、揚げ物、生野菜、バナナ以外のフルーツ。

下しに効果的とされているもの。
でんぷん質なもの。米、無糖シリアル、白パン。
それから徐々に回復してきたら、フルーツ、野菜、
ヨーグルト。そして最終段階で
プロテイン質、肉、チーズなど。


はぁ、肉。チーズ。
早く当たり前だったものを美味しく食べたい。
人が隣で食べていたり、今日何を食べるという話を
きくだけでも、もう我慢ができなくなってくる8日目である。

最後に、フランスには、トイレから出ても普通に手を洗わない
人が多いので、例えばこのベンチステキ、なんて
はしゃいで座ったりする(あんまりいないか)ことはおすすめできない。
人糞や嘔吐物に触れてしまった手から、
ガストロは感染します。
フランスで外のものに触れたら、
絶対にアルコール消毒液や手洗いを徹底しないといけない。
と、最近いい加減になっていた私は身がひきしまる思い。
私は在仏歴2年目とアオイので、抗体がなく、
重症になったと思われる。。
折角の楽しいプランづくめの旅行者ならなおさらなおさら、でしょう。

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