11/15/2010

隣人、騒音たてる〜フランスの法律

隣人の騒音問題はどこのアパートでもあるもの。

我が家の向かいに住む独身ムッシューは、
まだまだ遊びたいさかりらしく、先日フェットをして
静かな片田舎の明け方に大騒音をうむ。
おそらくクラブの帰り?、朝の5時に集団が彼の家に集結。
外で大声で騒ぎ、下のドアをガタンガタンとビルが揺れる勢いで
開け閉めをし、階段をドタバタと酔った勢いでのぼる音。

6時まで辛抱強く待ち、
私が耐えきれずポリスに電話しようとしたところ。
やぁっと旦那が重たい腰をあげ、向かいのドアのsonnerを鳴らす。

「quelq'un  m'a appelé?(誰かオレ呼んだ〜?)」と中から
酔った声。
ドアを開けた独身ムッシューに旦那が静かにしてもらえるかと言うと、
「je vais me baisser」(声を小さくするよ)
とだけ言って、旦那に笑顔で返答し、私にも笑おうとした。

え?それだけ??
これだけ騒音出して睡眠不足をさらに睡眠不足にしておいて、
bébéも起きてしまうのに、それだけ???軽い。軽過ぎるっ。
「je suis désolé」(ごめんなさい)はないのですか???
と彼の態度に不満な私は、長らくしていなかった、
ガンを飛ばしてしまいました。(懐かしい)
すると、独身ムッシューはこちらの重たい空気をよみ、
そおっとドアを閉める。
その後、友人が帰る度に
「シーッ、シーッ」、と彼が一生懸命静かに
させようとしている声が階段に響くのだった。
(その声もうるさい、、とはさすがに言えなかった。)

後で知ったのだけれど、フランスでは夜の22時から朝の7時までに
騒音を出してはいけないという
le patage nocturneなる法律があるそう。
この法律ができるこということは、
いかに多くの人が騒音問題に頭を抱えてきたのか
ということがうかがえる。。

ちなみに、日本では赤ちゃんが泣くとすぐに
抱っこ、授乳という習慣があるけれど、
母親が可哀想で放っておけないという理由のほかに、
某書によると近隣に迷惑になるからという理由もあるそう。
日本人って、偉い。
一方フランスでは、やることだけやったら(おむつ、授乳、温度調整など)、
赤ちゃんは30分、人によっては1時間は
泣かせっぱなしという教育方針があるよう。
(私も時たまこうします)
赤ちゃんは泣くものだから、という心いきです。

ちなみに赤ちゃんの泣き声は、
le patage nocturneに引っかからないのかしら?
とちょっと疑問です。

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