9/25/2010

慣れない海外妊婦生活での癒し

マタニティ期が楽しい人とつまらない人がいる。

私は残念なことに完全後者。
なにせ、身動きがとれず、仕事もせず、
じーっとおとなしくして
いることに慣れていない。
食べづわりで食べていないと気持ち悪い。
身体にも慣れない変化が日ごとに訪れて、
それはもう、
ブルーになることのほうが多かった。
さらに、国を変えてのマタニティ生活。
これはかなり難しい。

そんな中で私を支えてくれたもの。

それは、「mon poil(私の毛)」
「 mon tapis(私の絨毯)」と
愛をこめて(?)呼ぶ猫のゆきちゃん。
マタニティ末期の不眠症のとき、
猫が足元にいると気持ちが良い。

 フサフサと生暖かい毛並みを足でなぞっていると、
ゴロゴロと音をたてだして、
その音と共にフト眠りに陥るチャンスが到来!
ちなみに彼は、「これは絨毯じゃない。猫だ。」
と毎回可哀想がる。

日本で買って来た頭皮マッサージグッズ。
ツボ押しグッズ。
こういう便利グッズは
日本文化ならでは。
かゆいところに手が届く、
親切な日本人の発想です。











末期の不眠の時期、不眠→肩こり→不眠のループに
日本でいうタイガーバーム、BIO「Baume de Bengale」。














半泣き状態で(?)日本から嫁いで来た私に、
彼が買い与えた(まるで子供)トトロのぬいぐるみ。


















グレー希望だったのに、ブルーだった・・・。

高校時代の友人が送ってくれた
パリ在住かわかみじゅんこさんの
「パリパリ伝説」。
絶妙な間合いのとりかたが微笑ましい作風で、
ああ、分かる、
と共感できる フランス生活が綴られている漫画。
赤子誕生の2巻が特に参考になった。
日本のアマゾン.comで3〜5巻をまとめ注文中。







なかにし礼さんの「戦場のニーナ 」。

ロシア在住の日本人残留孤児の物語。
思い切り泣けて感動する。
異国の地で暮らすからか、時々漂う哀愁に
安心感を覚える。












ほか、「モー パッサン短編集」。
寓話チックに教訓が綴られている。
短編なので読みやすい。

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