9/21/2010

二重窓travaux -double vitrage-

ある朝8時。アパートのブザーをブーブー鳴らす音。
こんな朝早くになんとうるさい。

それは「明日です」と言われていた
二重窓工事の訪問。
え?なんで今日?と、
寝ぼけた妊婦は相当機嫌が悪い。


咄嗟にいつもどおり、旦那さんに
「靴を脱いで家に入るように玄関でお願いしてね」
と言うと、
「作業用の靴だから、彼らには脱がない権利がある」
と言われ、大落胆。

あらあら・・・。どこを歩いたか不詳な靴で
ずかずかと掃除したての床にあがってくる。
土足であがられることが誰であっても許せない日本人の私。
不機嫌な顔で工事の人たちにbonjour.

その1時間後には、
シャッターを外して付け替えるけたたましい音が鳴り響き、
二重窓を打ち付ける恐ろしい騒音。
しかし、眠りに陥る。




工事二日目は、作業員が4人に増え。
黙って仕事をしてくれないフランス人の
口笛や歌声、話し声が過ぎるのを
夕方18時まで辛抱強く待つ。

しかし関心したのは、
頑丈なビニールシートで家具を覆って
汚れを防いでくれ。
持参した掃除機でできるだけゴミを
残さないようにもしてくれて。
さらに買い物から帰った臨月の私を見ると、
荷物を持って階段をのぼってくれたこと。

靴を脱がないからといって、
ブスっとするのはやめようと思うのであった。



工事も終わってみると、
あら、きれい。magnifique!

シャッターは自動で開け閉めができて。
以前は木だった窓枠もきっちりと閉まる快適さ。

交差点に位置するがための騒音も、
大分減りました。

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