5/16/2009

たべるわ、おどる輪 -a petite soirèe-

授業の後、一時帰宅してからクラスのみなでソワレをする。


professeurのolgaの家に集まり、

インターナショナルな顔ぶれのクラスで

インターナショナルな食事を持ち寄ることになった。



私の好きな猫もいる。

こちらの猫には、耳の中に器用にも名前が書いてある。

いなくなっても見つかるようにしているようだ。

首輪をつけるより、猫にとってもずっと身軽だ。




ロシア人のnathalieのピロシキは絶品だ。


ソフトなパン生地に、オニオンや肉がぎっしりつまる。



ペルー人のRizのお手製apéritif(食前酒)。


ライムが丁寧にたっぷりと滴る。

胃も満足、リフレッシュして全開になる。


フランス人professeur、cecilの「le gateau pomme」。


フランス人はさすがにgateau通で、作るのも得意。

もうひとつ卵とバニラで作ったものもあった。

これにmarthaの作ったトロトロの甘いソース

(リンゴでできているらしい)を合わせて食べることになった。

アドリブにしては息の合ったコンビネーション。とても美味しい。


他にも、シノワの4人は、コカコーラで煮込む鶏肉などを作り、

周りを驚かせる。韓国人のhemingは、

お寿司風のパッキンというものを作る。

器用にクルクルきちんと巻いてある。superbe!




ちなみに、学校のすぐ前にある皆の人気者の大型スーパー

「LECLAIR」で、魚を中に入れたオリーブが売っている(らしい)。


この味は癖になる。あまりの美味さにバクバク食べた。

おかげで、このentréeだけでほぼ私はお腹を満たした。


olgaのご主人はデンマーク出身だ。猫の名前を聞くと、

神妙な顔をして「le chat(猫)だよ。」と答える。

え、ただの猫なの?と皆怪訝そうな顔をする。

でもご主人が訂正しないから、本当に猫という名前なのかも知れない。

面倒なので、それ以上誰もつっこまない。


でも彼はいつの間にか輪に溶け込み、

よくまめに動いてくれる。14人分の椅子を確保し、

足りない人には分厚い本を重ねて椅子をつくりもする。


dessertが終わり、様々なお酒が皆の胃の中で騒ぎ、血を駆け巡る。

olgaのご主人が色々な音楽をかける。あまりうるさいrockものをかけなどすると、

olgaがさりげなく会話を外れて席を立ち、

他のCDに取り替える。ジェーンバーキンの歌がとても良い。

olgaのセンスの方がどうやら良い(?)

夫婦のバランスとは、と思いながら関心する。




好きな音楽にノリに乗ってきたolgaのご主人は、

終いには電気を消し、ドアの向こうから

大きなcandleを引っぱり出し火を灯す。

「彼はロマンチックね!素晴らしいわ。」などと皆言いながら、

オレンジのロウソクの灯りの下で踊り出す。




コロンビア人のdieaは一番パンチを効かせて踊る。

しゃべり方も何もかもパンチが効いている。

授業中は、答えに正解するとガッツポーズをしたりもする。

dieaの息子のsebastianは、そんな母におかまいなく

部屋の角でchinoiseと戯れている。

 olgaのご主人はロボットのように垂直に揺れて踊る。

私とhemingはそれを見て大笑いをする。

夜が更け、いつの間にか0時。

皆bisouをしてもうお別れ。



"a domain!"

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