4/29/2011

なまりのあるフランス語

日本人にも地域によって特異ななまりがあるように、
フランスにもなまりがある。

上の階の隣人の騒音で悩み続け7カ月、何度か話しても
少しも埒があかないので、早々に引っ越すことに。
そして朝から不動産の人と落ち合うと、
出ました。
北西部なまりのフランス語。





保険、銀行、美術館。
公共機関で働く人はたいてい南西部のなまりがある。
美術館でガイドが話していることは、
全く分からなかった。
最初、私はこのなまりはスペイン人だからかと思ったのだけれど、
南西部のフランス人の言葉なのだそう。
例えば、6ans(6歳:スィゾン)というところを、
→シザンと発音する。
控えめにオンというところを、アン、と思いっきり発音するのだ。

以前彼のパパの家で、
elle est trés tranquille(彼女は静かだよ:トランキィール)と
言ったら、北部出身者ばかりだったからか、
親戚一同に大笑いされた。
どうも、語尾で力むと訛るらしい。
日本語訛りのフランス語は、往々にして
南西部訛りになりやすい気がする。
ちなみに私のなまりはマルセイユだと言われる。
以前Parisの知人が、「南西部に留学したら
訛りのあるフランス語覚えて帰ってくるんじゃない?」
と笑いながら言っていたが、本当だったかも?

ちなみに北部のLilleなどは、ch'ti(シュティ)といわれるなまりがあって、
merci(メルスィ:ありがとう)→merchi(メルシー)と言う感じだ。
このアクサンのぶっとびぶりが面白い映画がある。
「Bienvenu chez les ch'ti」
フランス歴がさほど長くない日本人の私でも
笑えるおすすめの作品。

ちなみに今日の物件はcentre villeにあって
古いよくあるフランスの建物。
エレベーターなし3階で最上階(日本では4階)。
ペンキを塗ったりtraveauxが必要な古さだけど、
76m2で3部屋。その広さと味わいにうっとり。
3階ってところがなぁ。。
ベビーカーあるしなぁと躊躇中。

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